気紛れに書いた二次創作駄文を放置。女性向け。
きっと公式様とは関係ないです。
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そう思ったのがつい昨日のことで、今僕は彼の大好きなお店に売っている大好きなガトーショコラと僕の好きなシュークリームの入った箱を下げて彼の家の門前に立っている。
意を決して、一歩進む。あと数歩でインターホンだ。あぁ、心臓がいつもよりはやく、力強く脈打っている。
***
僕はなんとかインターホンを押すことに成功し、中に入ることができた。彼のお母さんに彼の居場所を問うと自室にこもりっきりだそうだ。彼のお母さんは僕の問いに笑顔で答えてくれたようだが、僕にはその顔がやつれてみえた。
***
トントンとノックをすれば返ってきたのは誰なのという彼の少し震えた声だった。
「透だよ。ガトーショコラ持ってきたから一緒に食べない?」
「いらない」
「どうして?いつも僕が買ってくると大喜びで食べてたのに」
「もう嫌いなんだ」
僕は心が痛くなった。嫌いという対象はガトーショコラだろうか。
「僕、一緒にシュークリーム食べたいんだけど・・・」
ドアの向こうからは何も聞こえない。
「僕のこと嫌いになった?」
沈黙が耳に響いて痛い。
「僕は嫌いにならないよ。一樹(かずき)が嫌いになっても。でも今日は嫌みたいだから帰るね。ケーキは置いていくから」
最後の一言は涙のせいで震えてしまった。彼には届いただろうか。
・・・とりあえずここまで。予想外に長くなってしまった。(笑)すれ違いを書きたかったのかなんなのかよくわからない(笑)
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