気紛れに書いた二次創作駄文を放置。女性向け。
きっと公式様とは関係ないです。
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不意をつかれて押し倒された瞬間、左之助はしまったと顔を歪めた。
「何しやがる。畜生、離せ」
「離せといわれて離す阿呆はお前ぐらいしかおらん」
斎藤は淡々と話すが左之助の両手首を拘束している手には、決して緩む気配はない。
「この狼、助平!」
悪口を言う左之助に斎藤はうるさいし、雰囲気がないと心の中で文句を言ったが、眉間に寄せている皺が余計に深くなったせいか、左之助は自分から押し倒しておいて何様のつもりだと怒鳴った。
「まったく、ヒヨッコは一生ヒヨッコらしいな」
「うるせェ!」
どうせヒョッコだと左之助は静かに言った。抵抗するのはやめた。どうせ抵抗しても喰われるのだから。
***
首筋がぶりなイメージがある斎左。大人?でもなんか違う?微妙な感じをうまく出せたらいいなぁ。
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左之助は斎藤の目線が嫌いだった。
別に、左之助を見る目がいやらしいとかそんなことではなく、ただ。
あの目線は左之助を呼吸困難にさせるのである。
左之助は我ながら女々しいとひしひし感じるのだが、どうしてもそれにはあらがうことが出来ず、今自分の顔は茹でたてのたこのように朱くなってはいないかと心配するだけなのだ。
あぁ、一層のことお前を殺せば、この息苦しさをとめられると思うけれど、それはそれで切ない気がする。
***
女々しい!!どうしたら男らしくできるの?
あいつはたまに俺に名前を呼んでほしいという。断ると自分の名前は四文字だけで簡単だとほざく。お前なんかのためにそんな無駄な時間すごせるか、四文字でも時間がかかるのは必然だと言ってやった。
そうすると、性質(タチ)の悪いあいつは唇を尖らせるのだ。俺はただ呆れるしかない。
お前も苗字ばかりで名前なぞ呼ばないくせに。
***
お前だけじゃないと。なんか子どもの言い訳みたい。
別にいつもそう呼んでもらいたいわけじゃない。
ただいつも「阿呆」だの「ヒヨッコ」だのと俺の名を呼んでくれないのが何故かイライラする。一度だけでも、と胸の深いところがちりちりする。
さのすけと四文字をただあんたが紡ぐだけでいいんだ。それで俺は幸せになれる。
ただ、それだけ。
***
だいぶ前に完成していたので、かなり夢みてる。(いやいつもだけど)もちっと男らしく!(笑)
01左之助
02斎藤
03狼とヒヨッコ
04柄にもなく
05阿呆が
06過去
07蕎麦
08煙草
09目線
10誘惑
11抵抗
12背中
13正義
14優しい声
15掌
16喧嘩
17傷
18サラシ
19大嫌い
20大好き
地道にがんばる。(笑)20ぐらいがんばろうぜ!!
配布サイト→http://44.xmbs.jp/hotori/