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気紛れに書いた二次創作駄文を放置。女性向け。 きっと公式様とは関係ないです。
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極ナカ。微妙にべろちゅー。

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「お前らしい演説だ」
壁に寄りかかり、帽子を目深に被ったナカジは言った。
「まぁ、それは褒めていらっしゃるのですか?」
言われた極卒は口許に手をあてて薄く笑う。
「好きなように、受け取ってくれていい」
「つれませんねぇ」
軍靴を鳴らして極卒はナカジに近づく。
「本当はわたくしのこと、お嫌いなんでしょう」
「まさか」
お互いに口の端を曲げて笑った。
「お前らしい、だなんて。そんな霞のような言葉、わたくしは嫌いなのですよ」
どうせならはっきりと言って欲しいと極卒は言う。
「マゾヒストか」
「まぁ、貴方だってサディストじゃあないですか」
「そうか?」
「そうですよ」
ふうんとナカジは納得したようなそうでないような返事をする。
「でも、今回は褒め言葉としてとっておきましょう。そうですね・・・、お礼に甘いものを奢りましょう。丁度三時ですし」
「・・・ミツマメだな」
「じゃあ、わたくしはフルーツポンチ。あぁ、愛子さんか、なのこを連れてくればよかったですね」
「何故?」
「何故って、男二人で入るなんて男色家にしか見えませんよ」
「それもそうだ」
また二人は口の端を曲げた。

***
甘いものがポップンにも移った。(笑)
演説シーンも書きたかったけど、言葉遣いとかがわからなかったので。
もう歌詞にする?でもなぁ・・って。何だろう「我々はー」ってしときゃよかったかな・・・。
ミツマメとフルーツポンチは木島日記から。

卒が自分の部屋の片隅に置いてある立派なグランドピアノをずいっと指差すので何だろうとナカジが思っていると、彼は赤い唇を綺麗に曲げて言った。
「ピアノは弾けますか?」
「俺はギターだけだ」
「そうなのですか」
少し残念そうな声をだす。それから、唇に手を当て、言う。
「わたくしの兄様はとても綺麗にピアノを弾くのです。わたくしのために、あのピアノで」
極卒は軍靴を鳴らし、ピアノに近づく。
「わたくしと兄様は瓜二つだけれど、兄様はわたくしと比べて数倍美しいのです」
目を閉じて、とても悲しいことを言う極卒にナカジは何を言ったらいいのかわからなくて、ただ黙っていた。
「わたくしは、兄様のために働きます。けれど、只の足手まといにしかならない。でも、兄様はこんなわたくしに笑って許してくださるのです。わたくしは――」
何も言えないナカジではあったが、もうそんなことは聞きたくなかったので、抱きしめようと一歩前に進んだが、不意に振り向いた極卒と目があってしまう。あっ、と驚くナカジだったが、極卒はすうっと目を細め笑った。

「あなたはわたくしを本当に必要としてくださる?」

その笑顔とは真逆の残酷な質問が発せられた。
ナカジはごくりと生唾を飲む。

「あぁ。お前がいなくなったら俺は死ぬかもな」
「ふふ、あなたらしくない答えですね」
ぽふっと極卒はナカジの胸のなかに倒れこむ。

「あなたにわたくし以外の恋人ができても、わたくしはただあなたを愛しますから。覚悟してください」


***
お、やっと801っぽいのが。
ナカ極。マイナー過ぎ?
ごっくんはかわいそうなこ推薦です。

 

1P極卒/極卒 一人称『わたくし』
カニバリズム。(意味はググってね☆)恋人でも容赦ない。でも、兄様(2P極卒)には頭が上がらない。でも、尊敬はしている。殺戮大好き!!御国の為に日々戦う。ほぼ不死身。なので、気が触れたような発言をよくする。演説も得意。と、言うより人前で発表するのが好きなだけ。甘いものは好きだけれど、甘い行為(チューとか)は嫌い。

2P極卒/國卒 一人称『僕』
同じく、カニバリズム。恋人とか興味ない。ただ御国のために!!いつも頭の中は作戦ばっかり。今度はあの作戦だ、とか、最近あの議員がうるさいから消そう・・・とか。辛いものが好き。甘いものは嫌い。ほぼ不死身。でも若干、極卒より弱い。

1Pナカジ/中島君徒(ナカジマ キミト) 一人称『俺』
両親が極卒みたいな御国バカ(酷!)なので、『天皇(君主)に従うように』で君徒。わかってます。私にネーミングのセンスがないことぐらい。好きなものは、ギターと猫。極卒は『狂った友人』としか考えてない。でも、学校の変な奴らよりは好き。比較的なんでも食べる。でも前に極卒に騙されて、人肉を食べて以来、肉を食べるときには用心するようになった。

1Pおんなのこ/なのこ(あだ名) 一人称『私』
極卒の何か。極卒の心をぴたりと当てることができるのは、この子だけ。帽子を目深にかぶったお兄さんがいる。名前はそのままで目深帽子さん。好きなものは幸せ。

とかとか。いつのまにか増えるよ!


きぃきぃと、極卒は少し値のはりそうな椅子を軋ませる。俺にはそれが何かを待っている子供のように見えたので問うてみた。
「何を待っている?」
「まぁ、バレてしまいましたか。わたくしの誕生日がもう明後日なのです」
「ほう」
やはり、子供のような理由であった。
この軍人、子供のように振舞うことが多いが、時に酷く残酷なことをする。人の首を切り落とすぐらい容易いことだと、彼は言っていた。それは、子供特有の純粋さか否か、俺にはわからない。
「ナカジ殿」
彼はにたりと笑う。まさか、俺に死ねとでも言うのだろうか。
「あなたはわたくしに何をくださりますか?」
「秘密だ。言ったら意味がないだろう」
「あぁ!それは最もな意見ですね!」
独特な声をたてて、彼は笑う。

さぁ、困った。とびっきりの物を用意しなくてはならぬ。さもなくば、俺は明後日のディナーだ。

***
実はごっくんはカニバリズムでしたっていう私の設定。
愛してる人でも容赦しないみたい。
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女子高生。(しかも女学園)
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寝る、ゲーム、部屋を汚す。
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