気紛れに書いた二次創作駄文を放置。女性向け。
きっと公式様とは関係ないです。
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きぃきぃと、極卒は少し値のはりそうな椅子を軋ませる。俺にはそれが何かを待っている子供のように見えたので問うてみた。
「何を待っている?」
「まぁ、バレてしまいましたか。わたくしの誕生日がもう明後日なのです」
「ほう」
やはり、子供のような理由であった。
この軍人、子供のように振舞うことが多いが、時に酷く残酷なことをする。人の首を切り落とすぐらい容易いことだと、彼は言っていた。それは、子供特有の純粋さか否か、俺にはわからない。
「ナカジ殿」
彼はにたりと笑う。まさか、俺に死ねとでも言うのだろうか。
「あなたはわたくしに何をくださりますか?」
「秘密だ。言ったら意味がないだろう」
「あぁ!それは最もな意見ですね!」
独特な声をたてて、彼は笑う。
さぁ、困った。とびっきりの物を用意しなくてはならぬ。さもなくば、俺は明後日のディナーだ。
***
実はごっくんはカニバリズムでしたっていう私の設定。
愛してる人でも容赦しないみたい。
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