気紛れに書いた二次創作駄文を放置。女性向け。
きっと公式様とは関係ないです。
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「・・・何してるんです?」
「何って、あやとりだよ」
見ててよと鳴海が謂うので、ライドウが見ているとすうっと鳴海の細い指が動き紐が形作られていく。
「ダイヤモンドにすべりだい・・・」
その歌の通りにダイヤモンドやらすべりだいやら亀やらが次々と鳴海の手の中で踊る。
「おしまい!どお?」
「懐かしいですね。幼いころ、よくやりました。とりあえず糸があればできますからね」
「じゃあ、とりあいっこっていうの?あれ、やろうよ」
「川から始まるのですか?いいですよ」
「負けたら、富士子パーラーのショートケーキを二つ、お持ち帰りで、ね!」
それから小一時間が経過した。
「ねぇ、イカサマ?」
「あやとりでイカサマなんてできません」
会話からわかるように鳴海は惨敗。今までずっとライドウに頼み込んで幾度も勝負をしている。が、十戦中十敗である。
「鳴海さん、富士子パーラーのショートケーキを・・・」
「うぅぅ・・・。俺最近ライドウに負けっぱなしな気がする・・・。じゃんけん、麻雀、トランプ、カルタ、最終的にはあやとりまで・・・」
「文句なしですよ。負けたんですから。・・・仕方ないですね、ショートケーキはお持ち帰りではなく向こうで食べましょう。面倒臭くないでしょう?」
「わぁー!ライドウ優しい!!」
***
結局デート。(笑)ダイヤモンドに・・・は私の父の得意技です。あとあやとりはあまり詳しくないので間違ってるかも・・・。川あたりが不安。あとこの時代にショートケーキなぞあるのか。
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