気紛れに書いた二次創作駄文を放置。女性向け。
きっと公式様とは関係ないです。
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『――で。・・・?おい、ライドウ?』
ゴウトは今までライドウの反応がないことに気がつき、ライドウを見遣るが、本人は目を閉じ安らかな寝息をたてていた。
『全く、こいつは自分を葛葉ライドウを襲名したと自覚しているのか』
情けないとゴウトが前足でたしっと起してやろうとしているとき、不意に探偵社の扉が開き、所長でもある鳴海が姿をあらわした。
「ごめん、ちょっと出掛けてて・・・あれ?」
今、鳴海の目にはソファに腰掛け寝ている美少年とその少年を起そうとしている黒猫が映っている。
「わ・・・、駄目だよゴウト」
起そうとする黒猫、ゴウトを鳴海は抱きかかえ止める。
「最近、元気がないなぁとは思ってたけど、そっか、あんまり寝られなかったんだ。えっとーブランケット何処に・・・あっ」
ゴウトがひゅるりと鳴海の腕から抜け出す。そのままきれいに着地し、かすかにあいていた扉から出ていってしまった。
「すぐゴウトって逃げるよなぁ。何か感づいてる?だってライドウ目付役って言ってたし・・・」
そんなことよりブランケット!と鳴海は部屋中探し目的の物をなんとか見つけ、やさしくライドウにかけた。
あぁやっぱり寝顔は子供っぽいなと思いながら。
***
ちょっと慌てふためく鳴海を書きたかった。(笑)
ゴウトは厳しめに。
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