気紛れに書いた二次創作駄文を放置。女性向け。
きっと公式様とは関係ないです。
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「おや、何をしていらっしゃるのです?」
きょひきょひと特徴的な笑い声をたてながら極卒は川原に座り込んでいるナカジに近づく。
「別に、空を見ていただけだ」
「まぁ!空でございますか!!」
極卒は感嘆したように言った。もっとも、ナカジには何に感嘆したのかわからなかったが。否、感嘆なぞしていないのやもしれぬ。
「空と謂うものはひどく綺麗なものでございます、が!!わたくしにはそれが嫌で嫌で堪らないのです」
「何故?」
「何故と・・・強いて謂うなれば、綺麗過ぎるのでございます」
「そこがいいんじゃあないか」
「いえいえ、違います。この世の中にこれほど綺麗なものが在ってはいけないのです。綺麗であったとしてもどこか醜い面があるはずなのです。綺麗な言葉も社交辞令にしてしまっては崩れてしまうでしょう。否!!むしろ、美しき言葉はそのためにあるのではないかと思うのです」
「違うよ、きっと」
「えぇ、みなさんそうおっしゃられます。」
けれど、と極卒は続ける。
「朝には清々しい空にきらきらと光る太陽、夜にはまたこれもきらきらと輝く星と月。これほどまでに人々を魅了する空は、まるで悪魔のよう!!」
極卒は天を仰ぎ熱弁する。もとは軍人なのでそれは仕方がない。
「そう。俺は嫌いじゃないんだが、」
「えぇ、みなさんそうおっしゃられます」
極卒は笑い、言った。
「わたくしは創造者と謂う神をみてみたい」
***
神、というのはMZDのことではなく(わたしのなかではあくまでも彼は音楽の神なので)、神話に普通にでてくる神のことです。MZDが「あ?神?あの人はな超怖ぇ・・・」と青ざめるくらいの人。
極卒とナカジなのはただの趣味です(笑)
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