気紛れに書いた二次創作駄文を放置。女性向け。
きっと公式様とは関係ないです。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
僕の身体は今日も血を浴びた。まるで人の血のような悪魔の血を。
「おかえり、ライドウちゃん」
椅子から立ち上がり、鳴海はライドウに近付く。
「今日も汚れたねぇ。報告書はあとでいいから先にお風呂行っておいで?」
「はい」
「ゴウトは俺が洗ってあげるよ」
にこにこと鳴海は笑いながらゴウトに視線を向けるが当人は馬鹿らしいと外に飛び出してしまった。
「ありゃ、逃げられちゃった。また今度だな。ほら、ライドウちゃんはぼーっと突っ立ってなくてお風呂に!」
「はい」
ライドウは抑揚なく無機質な返事をして備え付けの風呂場へ向かう。
「(今日は疲れてるのかな、ライドウちゃん)」
鳴海はライドウの背を見て思う。それから眉毛を八の字に曲げ、苦笑いをする。
もう少し、素直になってくれたらなぁ、と。
そうすれば、幸せな気持ちに少しはしてあげられるのに。
***
鳴海は気付くんです。大人だから。(一応)
ライドウはライドウで迷惑かけまいって隠してる。
すれ違いバンザーイ!
PR
この記事にコメントする