気紛れに書いた二次創作駄文を放置。女性向け。
きっと公式様とは関係ないです。
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「赤い糸」
なんて、ないよねと鳴海が自嘲気味にいう。
「どうして、そう思われるのですか」
「どうしてだろう。ただ頭の中で響いてるんだ。その言葉だけ、エコーみたいに」
「それは逆にあると信じていいのではありませんか」
ライドウは静かにやさしく言うが、鳴海は首を振る。
「違う。嘲笑うみたいに言うんだ」
酷い話だと鳴海は言う。またこれも世の全てを否定したような悲しい顔をして。
「では、僕は何なのですか」
ライドウの凛とした声が響く。
鳴海はそんなライドウの発言に少し目を見開いた。
「・・・そうだね、ごめんねライドウちゃん」
***
ちょっと悲しめな鳴海。
たまに悲観しててもいいじゃないか。
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