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気紛れに書いた二次創作駄文を放置。女性向け。 きっと公式様とは関係ないです。
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「塗って」
ふかふかの真赤なソファーの上。隣りに座る極卒がこちらにずいっと顔を近付けていた。片手にはこいつの愛用の口紅。
「何故」
「意味がないでしょう、そんな質問をしたら。あなたって本当に頭がかたい」
にたりと笑い、何も言わずただ塗ればいいと極卒は口紅を俺に突きつける。何故だろう、ただの化粧品が日本刀のような物騒な武器に見える。
「俺は女じゃないし、お前みたいに器用じゃないが・・・それでもいいか?」
「まあ、万が一ずれた場合は、ぐ「言わなくていい。気分が悪くなる」
話を遮られて不機嫌な極卒の唇に俺はそうっと口紅を当てる。きゅっと形にあわせてなぞるとどんどん赤くなっていく唇がなんとなく不思議だった。
「ほら、終わった」
結構簡単なものでしょうと首を傾けて極卒が笑う。
「俺は意外と神経を使ったのだが」
俺がそう言うと極卒はくすくすとまた笑うので、俺もおかしく思えて喉の奥で笑った。

「あなたも塗ってみてはいかが?わたくしが塗ってあげますから」
「遠慮しておく」

その口紅はお前しか似合わない。

***
やまなしおちなしいみなし。
口紅の話を書きたかっただけ。理由は問うなw

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女子高生。(しかも女学園)
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