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気紛れに書いた二次創作駄文を放置。女性向け。 きっと公式様とは関係ないです。
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左之助は斎藤の目線が嫌いだった。
別に、左之助を見る目がいやらしいとかそんなことではなく、ただ。

あの目線は左之助を呼吸困難にさせるのである。
左之助は我ながら女々しいとひしひし感じるのだが、どうしてもそれにはあらがうことが出来ず、今自分の顔は茹でたてのたこのように朱くなってはいないかと心配するだけなのだ。

あぁ、一層のことお前を殺せば、この息苦しさをとめられると思うけれど、それはそれで切ない気がする。


***
女々しい!!どうしたら男らしくできるの?
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微エロです。鳴ライで結構ストレートな表現もしてたりしてなかったり。





「只今帰りました」
「おっ、ご苦労様。どうだった?」
ライドウは目の前の所長用椅子に座っている鳴海に手短に捜査報告をする。一通り話すと鳴海はなるほどねぇと頷き、探偵としての自らの見解を述べた。
『ほぅ、珍しい。このヱセ探偵にもこんな面があったとはな』
「ゴウト、何て言ってる?」
鳴海はライドウに尋ねるが当の本人はどちらも裏切るわけにはいかないので、ただ帽子をさらに深く被るだけだ。
「ねぇ、葛葉のひとたちってこんなのばっかりなの?」
机に置いて組んだ腕に顎をのせ、さらに頬を子どものようにぷうと膨らませながら鳴海は言った。
鳴海の言うことに苦笑しながら、ライドウは存じませんと応えた。

***
人間っぽくないって話。つくづく鳴海は子どもって表現がぴったりだなあ。


あいつはたまに俺に名前を呼んでほしいという。断ると自分の名前は四文字だけで簡単だとほざく。お前なんかのためにそんな無駄な時間すごせるか、四文字でも時間がかかるのは必然だと言ってやった。
そうすると、性質(タチ)の悪いあいつは唇を尖らせるのだ。俺はただ呆れるしかない。

お前も苗字ばかりで名前なぞ呼ばないくせに。

***
お前だけじゃないと。なんか子どもの言い訳みたい。


別にいつもそう呼んでもらいたいわけじゃない。
ただいつも「阿呆」だの「ヒヨッコ」だのと俺の名を呼んでくれないのが何故かイライラする。一度だけでも、と胸の深いところがちりちりする。

さのすけと四文字をただあんたが紡ぐだけでいいんだ。それで俺は幸せになれる。

ただ、それだけ。

***
だいぶ前に完成していたので、かなり夢みてる。(いやいつもだけど)もちっと男らしく!(笑)

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カンヅメコ
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女子高生。(しかも女学園)
趣味:
寝る、ゲーム、部屋を汚す。
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