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気紛れに書いた二次創作駄文を放置。女性向け。 きっと公式様とは関係ないです。
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「どうして、軍人なんかになったのかなあ」
ライドウが珈琲を差し出したとき、鳴海は少し笑って言った。笑ってはいたが、目はひどく悲しいとライドウは感じたが。
「それは、この国を守るためじゃないんですか」
「軍に入りたては、ね。けど、上のやつらは厭なやつらだったよ」
本当に呆れちゃうぐらいと鳴海は出された珈琲を一口すする。
「どうして、そんなことしたんだろう」
「僕だって、」
今帝都を守ろうとしていますとライドウは少し目を細めて言った。
「・・・ごめん」
「いえ、そうじゃなくて。鳴海さんは立派なひとだと思います」
ライドウが言った途端に、鳴海が目を丸くしたので、どうしたんだろうとライドウが様子をうかがってみると、急に鳴海が笑って抱きついてきたので今度はライドウが目を丸くした。
「ライドウの方が立派だよ!可愛いなあ!!」
それを聞いてライドウは頬を朱に染めた。

***
懺悔鳴海を書こうとしたらなんじゃろな。
こいつらは一生ラブラブしてたらいいと思います。
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不意をつかれて押し倒された瞬間、左之助はしまったと顔を歪めた。
「何しやがる。畜生、離せ」
「離せといわれて離す阿呆はお前ぐらいしかおらん」
斎藤は淡々と話すが左之助の両手首を拘束している手には、決して緩む気配はない。
「この狼、助平!」
悪口を言う左之助に斎藤はうるさいし、雰囲気がないと心の中で文句を言ったが、眉間に寄せている皺が余計に深くなったせいか、左之助は自分から押し倒しておいて何様のつもりだと怒鳴った。
「まったく、ヒヨッコは一生ヒヨッコらしいな」
「うるせェ!」
どうせヒョッコだと左之助は静かに言った。抵抗するのはやめた。どうせ抵抗しても喰われるのだから。

***
首筋がぶりなイメージがある斎左。大人?でもなんか違う?微妙な感じをうまく出せたらいいなぁ。


「お餅みたい」
「・・・」
不意に鳴海さんがふにふにと僕の頬をつねたり、撫でたりするからどう対処すればいいのかわからない。
「しかも白いし、里じゃ日に当たらなかったの?」
「いえ、別に。普通に外で修行もしましたし、遊びもしました」
「へぇー。いいなぁー」
「里では女みたいだとからかわれました」
「駄目だなぁ。見る目がない!こんなに可愛いのに!」
今度はぎゅうと抱きしめられる。見兼ねたゴウトが僕の足元で怒る。
「全く!!少しは働こうとしないのかこの探偵は!!真っ昼間からこんな破廉恥な!!!」
僕も正直恥ずかしいので、離れてもらうように頼んでみる。
「あの、鳴海さん。ゴウトがとても怒ってこのままじゃ、手がつけれなくなるので離してください」
「えーっ。にゃんこのために離れるの?」
もごもごと離れようとしない鳴海さんにはかわいそうだけど、ゴウトに頼んだ。すると僕の目付け役の目がギラリと光り、鳴海さんの顔を思いっきり引っ掻いた。

結局、痛いと叫ぶ鳴海さんの手当てで手を煩わせることになったが。

***
なんかぐだぐだに。鳴海うざーい!みたいな。でもたまにかっこいい鳴海なんだよ。そんなところにドキーン!みたいな。


「お前らしい演説だ」
壁に寄りかかり、帽子を目深に被ったナカジは言った。
「まぁ、それは褒めていらっしゃるのですか?」
言われた極卒は口許に手をあてて薄く笑う。
「好きなように、受け取ってくれていい」
「つれませんねぇ」
軍靴を鳴らして極卒はナカジに近づく。
「本当はわたくしのこと、お嫌いなんでしょう」
「まさか」
お互いに口の端を曲げて笑った。
「お前らしい、だなんて。そんな霞のような言葉、わたくしは嫌いなのですよ」
どうせならはっきりと言って欲しいと極卒は言う。
「マゾヒストか」
「まぁ、貴方だってサディストじゃあないですか」
「そうか?」
「そうですよ」
ふうんとナカジは納得したようなそうでないような返事をする。
「でも、今回は褒め言葉としてとっておきましょう。そうですね・・・、お礼に甘いものを奢りましょう。丁度三時ですし」
「・・・ミツマメだな」
「じゃあ、わたくしはフルーツポンチ。あぁ、愛子さんか、なのこを連れてくればよかったですね」
「何故?」
「何故って、男二人で入るなんて男色家にしか見えませんよ」
「それもそうだ」
また二人は口の端を曲げた。

***
甘いものがポップンにも移った。(笑)
演説シーンも書きたかったけど、言葉遣いとかがわからなかったので。
もう歌詞にする?でもなぁ・・って。何だろう「我々はー」ってしときゃよかったかな・・・。
ミツマメとフルーツポンチは木島日記から。

卒が自分の部屋の片隅に置いてある立派なグランドピアノをずいっと指差すので何だろうとナカジが思っていると、彼は赤い唇を綺麗に曲げて言った。
「ピアノは弾けますか?」
「俺はギターだけだ」
「そうなのですか」
少し残念そうな声をだす。それから、唇に手を当て、言う。
「わたくしの兄様はとても綺麗にピアノを弾くのです。わたくしのために、あのピアノで」
極卒は軍靴を鳴らし、ピアノに近づく。
「わたくしと兄様は瓜二つだけれど、兄様はわたくしと比べて数倍美しいのです」
目を閉じて、とても悲しいことを言う極卒にナカジは何を言ったらいいのかわからなくて、ただ黙っていた。
「わたくしは、兄様のために働きます。けれど、只の足手まといにしかならない。でも、兄様はこんなわたくしに笑って許してくださるのです。わたくしは――」
何も言えないナカジではあったが、もうそんなことは聞きたくなかったので、抱きしめようと一歩前に進んだが、不意に振り向いた極卒と目があってしまう。あっ、と驚くナカジだったが、極卒はすうっと目を細め笑った。

「あなたはわたくしを本当に必要としてくださる?」

その笑顔とは真逆の残酷な質問が発せられた。
ナカジはごくりと生唾を飲む。

「あぁ。お前がいなくなったら俺は死ぬかもな」
「ふふ、あなたらしくない答えですね」
ぽふっと極卒はナカジの胸のなかに倒れこむ。

「あなたにわたくし以外の恋人ができても、わたくしはただあなたを愛しますから。覚悟してください」


***
お、やっと801っぽいのが。
ナカ極。マイナー過ぎ?
ごっくんはかわいそうなこ推薦です。
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