気紛れに書いた二次創作駄文を放置。女性向け。
きっと公式様とは関係ないです。
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「本当に、好きねぇ」
誰が、とは敢えて言わなかったけれど、目の前のこの子は幸せそうに、笑顔を浮かべて頷いた。
「雷蔵も、好き?」
「あなたが、あげるって言ってくれたら絶対遠慮しないぐらい好きよ」
「あげるって、僕はそんな彼をもの扱いしないよ」
まあ、純愛なのねと私は口許に手をあてて笑う。けれど、彼は少し俯いていた。さっきの笑顔は何だったのかしら?
「僕は、ゼラの玩具だから。ゼラは僕をどう思っているのかわからない」
私の目の前で俯くこの子も、この子の恋人らしいあの子も、私からみたらとても面白いけれど、逆にもどかしい気持ちにもなる。・・・あら?私はいつからこの子たちのお母さんになったの?
そんなことはどうでも良くて、まずはこの子を慰めなくちゃ。
「どうしてそう、思うの?」
「だって、言われるし、僕自身そう思ってるから」
「嘘。彼だって、気づいてるわよ」
「そう?」
「そう!」
にっこり笑顔で自信をつけてあげる。もう!!私ったら!!人の恋を心配してるんじゃあなくて、まず自分の恋を心配しなくちゃあいけないのに!!!
***
ライチでゼラジャイ+雷。雷蔵ちゃんはお母さんっぽいポジションかなぁ。
ちょっと一人称あたりとかいろいろ間違ってるかも・・・orz
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